聴く者の魂を深く揺さぶる
ボヘミアの音楽の決定版。
チェコを代表する音楽家たちの渾身の
演奏が木のホールを震わせる
鮮やかなるボヘミアの響き!
1994年、チェコの古都プラハに本拠をおくプラハ室内フィルハーモニーを母体に、指揮者ビエロフラーヴェクによって創設されたオーケストラ、「プラハ・フィルハーモニア」。モーツァルトや同時代のボヘミアの巨匠ミスリヴェチェックから現代の音楽まで幅広いレパートリーを誇り、「プラハの春」でのコンサートや海外公演も積極的に行って、日本でも人気の高い彼らが音楽堂に初登場する。現代のチェコを代表する指揮者であるスワロフスキーとともにお届けするのは、「わが祖国」より”モルダウ“、「新世界より」とチェコ音楽の決定版。さらにドヴォルザークのチェロ協奏曲のソリストは、ガスパール・カサド国際コンクールでカサド作品最優秀演奏賞ほか数々のコンクールで入賞し、チャイコフスキー国際コンクールで2位に輝いてすでに日本でもファンを獲得している、コロンビア生まれの俊英、サンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア。豊かでふくよかな響き、魂の奥深くを揺さぶるボヘミアの「歌」が、「木のホール・音楽堂」をいっぱいに震わせるひと時となるだろう。こうご期待。
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プラハ・フィルハーモニア管弦楽団
Prague Philharmonia -
指揮:レオシュ・スワロフスキー
Leoš Svárovský, cond -
チェロ:サンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア
Santiago Cañón-Valencia, cello
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スメタナ:交響詩「わが祖国」より
“モルダウ”Smetana:"Vltava" from "Má Vlast" -
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ロ短調 作品104Dvořák: Cello Concerto in B
Minor, op.104 -
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調
作品95「新世界より」Dvořák: Symphony No.9 in E
Minor "From the New World" op.95 -
*曲目等は都合により変更になる場合があります。
予めご了承ください。
プラハ・フィルハーモニア管弦楽団Prague Philharmonia
1994年に世界的な指揮者、故イルジー・ビエロフラーヴェク(1946–2017)主導のもと創設された。今日ではチェコのみならず国際的に高い知名度を誇るオーケストラとなり、2010年の“プラハの春”音楽祭ではオープニング恒例の「わが祖国」を演奏するなど著しい成長を遂げた。このオーケストラを創設したビエロフラーヴェクは2005年より桂冠指揮者となり、2005年からはカスパル・ツェーンダーが首席指揮者を務めた。その後2008年からチェコ出身で国際的に注目を集めるヤクブ・フルシャが首席指揮者、音楽監督に就任、2015年からはエマニュエル・ヴィヨームが率いている。いつも新鮮で活気に満ち、完璧主義であることが、創設時から刻まれるこのオーケストラの精神であり、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどのウィーン古典派作品を核として取り組むことで得た独自の多彩な表現力が高い評価につながっている。ヴェンゲーロフ、マイスキー、イザベル・ファウスト、パユ、カウフマン、ネトレプコなど世界的なソリストと定期的に共演、海外ツアーや音楽祭への招待も多く、グラモフォン、デッカなど著名なレーベルより90タイトル以上のCDをリリースし多くの賞を獲得している。チェコの作曲家の作品にも積極的に取り組み、特にマルティヌーの作品を得意としている。プラハ・フィルハーモニア管弦楽団はプラハ市とチェコ共和国文化省によって支援されている。
レオシュ・スワロフスキー(指揮)Leoš Svárovský, cond
プラハ音楽院でフルートを学んだ後、著名な指揮者ヴァーツラフ・ノイマンの下で指揮法を学ぶ。チェコ国立歌劇場でズデニェク・コシュラーのアシスタントを務めた後、プラハ室内歌劇場、ヤナーチェク・フィル、ブルノ・フィル、スロヴァキア・シンフォニエッタ、プラハ国立歌劇場などの首席指揮者を歴任。プラハ国立歌劇場では芸術監督も務めた。現在はスロヴァキア・フィルの首席客演指揮者、セントラル愛知交響楽団の名誉音楽監督、ブルノ・フィルの名誉会員を務めている。これまでにシュターツカペレ・ドレスデン、ザルツブルク・モーツァルテウム管、シュトゥットガルト・フィル、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、東京都交響楽団等に客演。世界的なソリストと多数共演するほか、“プラハの春”、“モラヴィアの秋”を始め、数多くの音楽祭へ出演している。チェコにおいてはチェコ・フィル、プラハ・フィルハーモニア、プラハ放送響、ブルノ・フィルなど主要な管弦楽団と共演を重ねており、チェコを代表する指揮者の一人となっている。
サンティアゴ・カニョン=ヴァレンシア(チェロ)Santiago Cañón-Valencia, cello
1995年コロンビアのボゴタ生まれ。2019年第16回チャイコフスキー国際コンクールにて第2位入賞、2017年エリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3位入賞。これまでにカルロス・プリエト国際チェロ・コンクール、北京国際チェロ・コンクールにて第1位、その他、パブロ・カザルス国際チェロ・コンクール、ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールなど多数の国際コンクールにて上位に入賞している。6歳でボゴタ・フィルと共演以来、自国コロンビアのすべての主要オーケストラと共演。現在はクロンベルク・アカデミーにてウォルフガング・エマヌエル・シュミットに師事している。国際的なソリストとしてはマリインスキー歌劇場管(ゲルギエフ指揮)、サンクトペテルブルグ・フィル(アレクセーエフ指揮)、ブリュッセル・フィル(ドゥネーヴ指揮)、ハンガリー放送響(コヴァーチュ指揮)、モスクワ・ソロイスツ(バシュメット指揮)、hr響(フランクフルト放送響・エッシェンバッハ指揮)などと共演している。
全席指定(税込)
単独券
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S席
12,000円
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A席
9,500円
音楽堂ヘリテージ・コンサート
セット券(各公演の一般券またはS席のお得なセット。公演ごとに座席指定)
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年間セット券(シリーズ全4公演)
25,000円←27,500円のところ
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アンサンブルセット券(アンサンブル・アンテルコンタンポラン/プラハ・フィルハーモニア管弦楽団 2公演)
14,500円←16,000円のところ -
好評発売中!
*年間セット券、アンサンブルセット券は中止公演を除外し、
価格を変更して発売中(8月28日まで販売・限定数に達し次第終了)
詳細はこちら
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チケットかながわ
https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
0570-015-415(10:00〜18:00)
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窓口
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KAAT神奈川芸術劇場窓口(10:00〜18:00)
*感染症拡大による臨時休館等で営業日、時間を変更する場合があります。お電話、WEB等でご確認ください。
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その他プレイガイド
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光藍社 | 050-3776-6184 (チケットセンター) |
神奈川芸術協会 | 045-453-5080 |
Tickets (All Seats Reserved)
S 12,000yen A 9,500yen
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0570-015-415
https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
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045-453-5080(Monday to Friday 10:00-18:00/ Saturday 10:00-15:00)https://kanagawa-geikyo.com
Koransha Ticket Center
050-3776-6184 https://www.koransha.com/
関連動画をご覧いただけます。
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2010年のプロモーション動画 出演:ビエロフラーヴェク、フルシャ ほか
主催公演の実施に当たっての取組みとお客様へのご協力のお願い
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お客様にはご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。なお、今後の感染状況、政府及び神奈川県の方針等により、
公演実施や感染防止対策の方針が変更となる場合は、随時、音楽堂オフィシャルウェブサイト、SNS等でお知らせいたします。
詳しくはこちらをご来場前に必ずご覧ください。
主催:光藍社 神奈川芸術協会
共催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
Photo ©Petr Králík