Ongakudo Virtuoso Series Vol.30/31 Steven IsserlisOngakudo Virtuoso Series Vol.30/31 Steven Isserlis

世界を揺るがす“ヴェルヴェット・トーン”が
木のホールに響く!
魂の原点ロシアをテーマに、
音楽堂のためだけに紡いだ
特別プロジェクト!

“世界最高のチェリスト”と
名手たちが贈る音楽の喜び

聴く者の心を揺り動かす類まれな美音と幅広い表現力、そして楽曲のもつ歴史や構造への真摯な研究により、知られざる名曲を発掘したり、名曲の知られざる真価に光をあてた独自のプログラミングで、“世界最高のチェリスト”とも評されるイッサーリス。彼が自らのルーツでもあるロシアの近代レパートリーをテーマに綴る、室内楽プロジェクトを開催します。
イギリスの名ヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッド、長年タッグを組むピアニスト、コニー・シーら、世界各地で共演する気心の知れた音楽仲間とトリオやデュオをとりまぜて贈る2日間(1/30(土)・31(日))のコンサート。かなっくホールでの「曲目解題コンサート&マスタークラス」(1/29(金))とあわせて3日間にわたる特別プログラムです!

Concert 1Concert 1

ロシアの唄と舞曲と悲歌Ⅰロシアの唄と舞曲と悲歌Ⅰ

2021年1月30日[土] 15:00開演2021年1月30日[土] 15:00開演

  • スティーヴン・イッサーリス(チェロ)

    Steven Isserlis, cello
  • アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)

    Anthony Marwood, violin
  • コニー・シー(ピアノ)

    Connie Shih, piano

  • ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 op.40Shostakovitch : Sonata for Cello and Piano in D minor, op.40

  • カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 op.71Kabalevsky : Cello Sonata in B flat major, op.71

  • ラフマニノフ:《悲しみの三重奏曲》第2番 ニ短調 op.9Rachmaninov : Trio élégiaque No.2 in D minor, op.9

  • *出演者、曲目等は、やむを得ず変更になる場合があります。
    予めご了承ください。
Concert 2Concert 2

ロシアの唄と舞曲と悲歌ⅠⅠロシアの唄と舞曲と悲歌ⅠⅠ

2021年1月31日[日] 15:00開演2021年1月31日[日] 15:00開演

  • スティーヴン・イッサーリス(チェロ)

    Steven Isserlis, cello
  • アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)

    Anthony Marwood, violin
  • コニー・シー(ピアノ)

    Connie Shih, piano

  • ユリウス・イッセルリス(イッサーリス):
    チェロとピアノのためのバラード イ短調Julius Isserlis : Ballade in A minor, for Cello and Piano

  • ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 op.19Rachmaninov : Cello Sonata in G minor for Cello and Piano, op.19

  • ロソフスキー:ピアノ三重奏のための幻想的舞曲 op.6Rosowsky : Fantastic Dance on Hebrew Themes for Piano Trio, op.6

  • ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 op.67Shostakovitch : Piano Trio No.2 in E minor, for violin, Cello and Piano, op.67

  • *出演者、曲目等は、やむを得ず変更になる場合があります。
    予めご了承ください。

スティーヴン・イッサーリススティーヴン・イッサーリス

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)Steven Isserlis, cello

イギリス生まれ。深い音楽性と卓越した演奏技術により、世界中で称賛を得ているスティーヴン・イッサーリスは、ソリスト、室内楽奏者、教育者、作家、番組プレゼンターとして、比類のない多彩な活動を展開している。これまで、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニックをはじめとする世界屈指のオーケストラならびに指揮者と共演。また毎シーズン、主要な音楽ホールでリサイタルを行っている。室内楽奏者としては、ウィグモアホール、ニューヨークの“92nd Street Y”、ザルツブルク音楽祭など名だたるホールや音楽祭のためにコンサート・シリーズを企画。古典派のレパートリーにおいて、チェロを弾きながら室内オーケストラを指揮することもある。
歴史的な奏法にも強い関心を寄せ、ピリオド楽器を用いる古楽オーケストラに頻繁に客演。チェンバロ奏者やフォルテピアノ奏者との共演によるリサイタルも度々行っている。同時に、現代音楽の熱心な支持者でもあるイッサーリスは、ジョン・タヴナーの《奇跡のヴェール》、トーマス・アデスの《見出された場所》、ジェルジュ・クルターグの《スティーヴンのために》を筆頭に、数々の新作の初演を任されてきた。
録音による受賞歴は華々しく、とりわけ『バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』(ハイペリオン)はグラモフォン誌の年間最優秀器楽アルバム賞に輝いた。このほか『ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集』(共演:ロバート・レヴィン)、『エルガー&ウォルトン:チェロ協奏曲 他』(共演:パーヴォ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団)も高い評価を得ている。近年、『ブラームス:二重協奏曲 他』ではジョシュア・ベル(指揮およびヴァイオリン独奏)が率いるアカデミー室内管弦楽団と共演。『ハイドン&C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 他』では、自らドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団を弾き振りしている。ピアニストのコニー・シーを迎えた盤『戦時のチェロ~ドビュッシー、ブリッジ、フォーレ、ヴェーベルン、パリー、他』では、第一次世界大戦中にイギリス陸軍兵士が戦場で用いたトレンチ・チェロで、一部の収録曲を奏でている。
1997年、コーンウォールのプロシア・コーヴ国際音楽家セミナーの芸術監督に就任。若き聴衆のための演奏活動にも情熱を傾けるいっぽう、作曲家アン・ダドリーとの協力のもと、児童を対象に、3つの音楽物語を創作。イッサーリスが子どもたちに向けて執筆した2冊の書(Faber刊)は、すでに多くの言語に翻訳されている。最新刊は、『Schumann’s famous Advice for Young Musicians(若い音楽家たちのためのシューマンの有名な助言)』(Faber刊)。
優れた音楽活動を称えられ、大英帝国から三等勲爵士を、シューマンの生地ツヴィッカウ市からシューマン賞を、アメリカでピアティゴルスキー賞を、それぞれ授けられている。2017年には、グラスヒュッテ・オリジナル音楽祭賞とウィグモア・ホール・ゴールド・メダルに加え、室内楽への貢献に対しウォルター・ウィルソン・コベット・メダルを受賞。主たる使用楽器は、イギリス王立音楽アカデミーから貸与された1726年製のストラディヴァリウス「マルキ・ド・コルブロン(ネルソヴァ)」。

アンソニー・マーウッドアンソニー・マーウッド

アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)Anthony Marwood, violin

2018年の新年に女王エリザベス2世から大英帝国勲章MBE(団員)を授与されたイギリス人ヴァイオリン奏者アンソニー・マーウッドは、類まれな表現力を具えたアーティストとして国際的な定評を得ており、そのエネルギッシュな演奏スタイルと協調性によって、ソリストとしてはもとより、室内オーケストラの指揮者としても世界各地で引く手あまたの存在である。現在、カナダ室内管弦楽団およびレ・ヴィオロン・デュ・ロワの首席芸術パートナーの地位にあり、2016 / 2017年シーズンにはノルウェー室内管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務めた。
ソリストとして信望の厚いマーウッドは、これまで世界中の著名な指揮者およびオーケストラから招かれ、共演を重ねてきた。2019 / 2020年シーズンの演奏活動のハイライトとして、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、アデレード交響楽団、スペイン国立管弦楽団、コンチェルト・ブダペスト、ミルウォーキー交響楽団、レ・ヴィオロン・デュ・ロワとの共演が挙げられる。さらにマーウッドは、名アコーディオン奏者ジェイムズ・クラブやピアノ奏者アレキサンダー・マッジャーらとの室内楽プロジェクトも予定している。
現代音楽の擁護にも情熱を注ぐマーウッドは、伝統的な音楽作品をも含めた多様なプログラミングを提供しており、彼のために作曲された新作に、トーマス・アデスの《ヴァイオリン協奏曲「同心円的道Concentric Paths」》、スティーヴン・マッキーの《4つの偶像破壊的なエピソードFour Iconoclastic Episodes》、サリー・ビーミッシュおよびサミュエル・アダムズのヴァイオリン協奏曲などがある。
マーティン・ブラビンス指揮BBCスコティッシュ交響楽団との共演による最新盤『ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲』はマーウッドにとってハイペリオン・レーベルからリリースした50枚目のアルバムとなった。
現在、英国イースト・サセックスのピースマーシュ室内楽音楽祭の共同芸術監督を任されているマーウッドは、毎年、米国バーモントのイエロー・バーン音楽祭にも出演している。使用楽器は、後援者たちがマーウッドのために購入した1736年製のカルロ・ベルゴンツィと、現代の楽器製作家クリスティアン・ベイヨンが手がけた2018年製のヴァイオリン。

コニー・シー コニー・シー

コニー・シー(ピアノ)Connie Shih, piano

カナダ生まれ。1993年、30歳以下の最も優れたクラシック・アーティストに贈られるシルヴァ・ゲルバー賞を受賞。9歳でシアトル交響楽団とメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番を共演してオーケストラ・デビューを飾る。ソリストとして、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ各地のオーケストラと幅広く共演し、ソロ・リサイタルもカナダ、アメリカ、アイスランド、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、さらに中国で数多く開いている。また、室内楽もタベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウストなど多くの世界的な音楽家たちと演奏し、中でも、チェロのスティーヴン・イッサーリスとの度重なる共演は高く評価されている。

単独券(コンサート1・コンサート2共通料金)全席指定(税込)

  • S席

    6,000円

  • A席

    5,500円

  • シルバー(65歳以上・枚数限定)

    5,500円 S・A席より選択可

  • 学生(24歳以下・枚数限定)

    3,000円 S・A席より選択可

  • 車椅子席S席

    6,000円(付添席1名無料)

スティーヴン・イッサーリス
室内楽プロジェクト 3公演セット券

*〈ロシアの唄と舞曲と悲歌〉各日(1/30・31)S席+「公開マスタークラス&曲目解題コンサート」(1/29)の組み合わせ
  • 全席指定

    12,500円(税込)*3公演で15,000円(税込)のところ

<スティーヴン・イッサーリス室内楽プロジェクト 3公演セット券>はチケットかながわ および かなっくホールチケットデスク(045-440-1219)のみにて取り扱い

2020年9月1日[火]
かながわメンバーズ(KAme)
WEB先行発売

2020年9月19日[土]
一般発売

*シルバー券・学生券・車椅子席は枚数限定。チケットかながわのみで取り扱い。

*未就学児童の入場はご遠慮ください。

Tickets (All Seats Reserved)

S 6,000yen/A 5,500yen/Silver 5,500yen (65 over)/Student (Under 24) 3,000yen

Ticket Kanagawa
tel.0570-015-417

https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/

*Steven Isserlis Chamber Music Project Set Ticket ( for 3 concerts on 29, 30 and 31 January)S ticket for each concert on 30 and 31 at Kanagawa Prefectural Music Hall and reserved ticket for 29 January at Kanack HallTicket Kanagawa
Tel.0570-015-415https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
*Wheelchair positions with a complimentary companion ticket are available.*Preschool children are not admitted.

関連企画

スティーヴン・イッサーリス
公開マスタークラス &
曲目解題コンサート
  • 出演

    • スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
    • コニー・シー(ピアノ)
    • 長谷部一郎(「曲目解題コンサート」聞き役/東京都交響楽団チェロ奏者)
    • 公開マスタークラス受講生:
      北村陽・笹沼樹(カルテット・アマービレ)
  • 日時

    2021年1月29日[金]18:30

  • 会場

    神奈川区民文化センター かなっくホール

    http://kanack-hall.info/

  • 料金

    全席指定:一般3,000円
    ※未就学児入場不可

  • チケット

    かなっくホール チケットデスク
    045-440-1219(10:00~21:00)

主催:横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール
(指定管理者:横浜メディアアド・清光社共同事業体)
Related Programme
Masterclass and Analize Concert by Steven Isserlis
Fri, 29 January, 2020 at Kanack Hall
Steven Isserlis, cello & lecture Connie Shih, piano Ichiro Hasebe, facilitation
All seats reserved 3,000yen
*Preschool children are not admitted.
organized by Kanack Hall

関連動画をご覧いただけます。

  • シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ短調 より 第4楽章 アンソニー・マーウッド(vn)コニー・シー(pf)共演

  • コニー・シー(pf)とのリサイタル ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調op.40 ほか

  • バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番BWV1009 より ブーレⅠ&Ⅱ

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助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

主催:神奈川県立音楽堂[指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団]

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