Ongakudo Heritage Concert 2021-22 Vol.2 Konstantin Lifschitz, Piano The Complete BEETHOVEN Piano SonatasOngakudo Heritage Concert 2021-22 Vol.2 Konstantin Lifschitz, Piano The Complete BEETHOVEN “Piano Sonatas

2020年ベートーヴェン・イヤーの
「ピアノ・ソナタ全曲チクルスの夢」が
結実!
首都圏7会場で全32曲を聴く
一大プロジェクト!

本公演は中止となりました

NEWSNEWS

ABOUTABOUT

神韻縹渺たるリフシッツの
ベートーヴェン

未曾有の新型コロナ・ウィルスは、2020年に生きる人々の生活を大きく変貌させた。世界中の誰しもが大なり小なりの困難や煩労を被った年でもあるが、ベートーヴェンもそのひとりであろう。本来であれば、生誕250年を記念したメモリアル・イベントやコンサートが世界中で華々しく開催され、あらためて唯一無二の存在にスポットがあたる筈であった。ところが殆んどのコンサートは中止、延期に追い込まれることとなり、リフシッツによるこのツィクルスもそのひとつ。
けれども年が改まった2021年、ようやく再開の道が開けそうだ。もとよりリフシッツのベートーヴェンへの対峙には徒ならぬものがある。一年に一曲ずつ取り組み、じっくり精査探究して世界の舞台に乗せてきた。ベートーヴェンの人生を俯瞰するように時間をかけて辿っているとも語っていた。だからこそリフシッツの演奏は、特有の研ぎ澄まされたクリアな音色、千変万化と移ろう色彩、馥郁たる香りとみずみずしい詩情と比類ない説得力をもって悠揚胸に迫ってくるのだ。そのスケールたるや壮大で、完璧にコントロールされたピアニズムはベートーヴェンに真正面から向き合い、難解なフーガでさえ、複雑に絡み合ったファクターを鮮やかに紐解いてくれるのである。
それは2017年に来日した折の「ハンマークラヴィ―ア」など、かつてのリフシッツ自身の演奏を遥かに凌駕するクオリティに、心底驚かされたものだ。リフシッツの深化はいかばかりだろう。
今回はベートーヴェンの全32曲を全国7会場に振り別けてのコンサート。樫本大進とのヴァイオリン・ソナタ全曲や、一昨年の東京・春・祭等でのJ.S.バッハ等で神韻縹渺たる境地に到達したリフシッツがどのような解釈を示してくれるのか、これはまさにセンセーションであり、ベートーヴェンの哲学「苦難を乗り越えて歓喜へ」を標榜するリフシッツのプロジェクトによって、多難な時代の夜が明ける。 (音楽評論家 真嶋雄大)

8公演すべてを聴いた
方対象に豪華プレゼントのチャンス!
詳細は後日発表

詳細は首都圏7館共同制作 コンスタンチン・リフシッツ 〈ベートーヴェンへの旅〉特設サイト

※現在サイトの調整中です。

PERFORMERSPERFORMERS

  • コンスタンチン・リフシッツ[ピアノ]

    Konstantin Lifschitz, Piano

PROGRAMPROGRAM

  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ Beethoven: Piano Sonatas

    • 第2番 op.2-2 イ長調  No.2, op.2-2

    • 第7番 op.10-3 ニ長調  No.7, op.10-3

    • 第12番 op.26 変イ長調「葬送」 No.12, op.26

    • 第8番 op.13 ハ短調「悲愴」  No.8, "Pathétique" op.13

  • *曲目等は都合により変更になる場合があります。
    予めご了承ください。

PROFILEPROFILE

コンスタンチン・リフシッツコンスタンチン・リフシッツ

コンスタンチン・リフシッツ[ピアノ]Konstantin Lifschitz, Piano

1976年ウクライナのハリコフ生まれ。5歳で名門グネーシン特別音楽学校に入学、名教授ゼリクマンの感性豊かな指導を受けた。13歳でリサイタルを行い、この時のライヴCDが95年のドイツ・エコー・クラシック最優秀新人賞を獲得。90年に国内外での演奏活動を開始。指揮者のスピヴァコフに認められ、モスクワ・ヴィルトゥーゾの演奏会および 91年の日本ツアーにソリストとして参加した。その後もスピヴァコフ指揮モンテカルロ響との共演、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルとのヨーロッパツアーなどに参加した。94年、グネーシン特別音楽学校の卒業記念リサイタルで、バッハのゴルドベルク変奏曲を演奏。この曲のCDは96年米国グラミー賞にノミネートされた。リフシッツはリサイタルや世界主要オーケストラとの演奏活動を重ねる一方、クレーメル、ヴェンゲーロフ、コパチンスカヤ、マイスキーなどと共演している。96年にはアルゲリッチの代役としてクレーメル、マイスキーからも指名され、ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲を熱演。ウィーンデビューを飾るとともにその後1ヶ月にわたるヨーロッパツアーにも同行し大成功を収めた。
98年、東京で開催されたショスタコーヴィチ・フェスティバルにおいてロストロポーヴィチ指揮新日フィルと共演。ロストロポーヴィチは翌年のシカゴ響定期演奏会にリフシッツを招いた。近年はサンクトペテルブルグ・フィル、ベルリン響、シュトゥットガルト放響と共演するほか、ロンドンのウィグモアホールをはじめとする世界有数のホールでのリサイタルや、リール音楽祭への出演、ラインガウ音楽祭での「バッハ・チクルス」を行っている。日本でも2010年、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」、12年「フーガの技法」15年「平均律1巻&2巻」「音楽の捧げもの」を演奏し、絶賛されている。

TICKETSTICKETS

全席指定(税込)

単独券

  • S席

    5,000円

  • A席

    4,500円

  • シルバー(65歳以上・枚数限定)

    4,500円S席より選択可

  • U24(24歳以下・枚数限定)

    2,500円S・A席より選択可

  • 高校生以下(枚数限定)

    0円要事前予約。セブンイレブンでのお引取りの場合発券手数料がかかります。

  • 車椅子席S席

    5,000円(付添席1名無料)

音楽堂ヘリテージ・コンサート
セット券(各公演の一般券またはS席のお得なセット。公演ごとに座席指定)

  • 年間セット券(シリーズ全5公演)


    34,000円←37,500円のところ

  • ピアノセット券(プレトニョフ/オピッツの2公演)
    10,500円←11,500円のところ

  • *中止公演を除外し、対象公演と価格を変更して発売中

  • 本公演は中止となりました。
    詳細はこちら

単独券 一般発売 2月20日[土] 10:00

  • チケットかながわ

    https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/

    0570-015-415(10:00〜18:00)

  • 窓口

    神奈川県立音楽堂窓口(13:00〜17:00 月曜休)

    神奈川県民ホール窓口(10:00〜18:00)

    KAAT神奈川芸術劇場窓口(10:00〜18:00)

    *感染症拡大による臨時休館等で営業日、時間を変更する場合があります。お電話、WEB等でご確認ください。

  • 神奈川芸術協会

    045-453-5080(平日10:00~18:00/土10:00~15:00/日・祝休業)

  • チケットぴあ

    https://t.pia.jp

    0570-02-9999 [Pコード:191-970]

  • イープラス

  • ローソンチケット

    https://l-tike.com

    [Lコード:31436]

*音楽堂ヘリテージコンサートセット券、U24、高校生、車椅子席は枚数限定、チケットかながわのみで取り扱い。

*シルバーは枚数限定、チケットかながわと神奈川芸術協会のみで取り扱い。

*未就学児の入場はご遠慮ください。

Tickets (All Seats Reserved)

S 5,000yen/A 4,500yen/Silver(65 over) 4,500yen/Under 24 2,500yen/High school student and under Admission free(advance reservation and ticket issue fee required)

Ticket Kanagawa
Tel.0570-015-415  

https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/

*Preschool children are not admitted.

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関連動画をご覧いただけます。

  • コンスタンチン・リフシッツ「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」

主催公演の実施に当たっての取組みとお客様へのご協力のお願い
神奈川県立音楽堂では、主催公演の実施にあたって新型コロナウイルス感染予防・感染拡大防止の取り組みをいたします。
お客様にはご理解・ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。なお、今後の感染状況、政府及び神奈川県の方針等により、
公演実施や感染防止対策の方針が変更となる場合は、随時、音楽堂オフィシャルウェブサイト、SNS等でお知らせいたします。
詳しくはこちらをご来場前に必ずご覧ください。

共催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)

Photo タイトル ©Sona Andreasyan
プロフィール ©Felix Grünscholß