神奈川新聞文化面「イマカナ」にビオンディのメールインタビューが掲載されました!

『古楽界をリード/ファビオ・ビオンディ』-1月22日付神奈川新聞文化欄「イマカナ」に、ファビオ・ビオンディの記事が掲載されています。文化部の下野綾記者がビオンディにメール取材した、『無伴奏』への想いや音楽との出会いなどが語られたもの。

ヴァイオリニストとして12歳で国際的キャリアをスタートさせたビオンディでも、この曲を満を持して録音したのは60歳を目前にした2020年。「作曲家の言葉に近い、解釈への真摯な探求の言葉に興味があった~これまで『無伴奏』を演奏しなかったのは、まさにこの音楽に対する畏敬の念があったから」というビオンディの想いや、作曲家マスカーニの友人でもあった祖父など音楽を愛する家族の影響でヴァイオリンを始めたことなど、直接取材ならではの内容が読めます。そして「神奈川県立音楽堂は私のホームのようなもの」という嬉しい言葉も―。

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神奈川新聞の掲載記事写真

音楽堂ヘリテージ・コンサート

神奈川県立音楽堂は、1954年に日本初の本格的な公立音楽ホールとして開館し、2024年に11月4日に開館70周年を迎えます。モダニズム建築の巨匠、前川國男の傑作といわれる建物と、「木のホール」の美しい音響とともに愛されてきました。開館当初の「特別演奏会」から2000年代にスタートした「ヴィルトゥオーゾ・シリーズ」まで、さまざまなコンサートシリーズに世界的名手たちが名演奏を残し、2021年には神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定されました。時を追うごとに「リビング・ヘリテージ(生きた遺産)」として、その存在感はますます増しています。「音楽堂ヘリテージ・コンサート」はその脈々たる流れをくみ、名手たちによる音楽の真髄をお届けします。未来へ継承すべき人類の至宝(ヘリテージ)といえる名演奏の輝きをお楽しみください。