バッハへの魂の扉、聴衆と開く バイオリニスト・指揮者、ファビオ・ビオンディ 朝日新聞掲載

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「フレーズが肉体を携えたかのように自在に跳ね、歌い、踊り、疾走する―未知の響きへと聴衆の感性を導いてきた、知性を自由への翼とする冒険者-」

「バッハ自身が、ドイツはもとよりイタリア、フランス、スペイン、南米まで、多様な音楽の様式を自らの「声」とした真のコスモポリタン―」

文化部 吉田純子記者の慧眼に満ちた記事。 こちらで読めます!

 

音楽堂ヘリテージ・コンサート

神奈川県立音楽堂は、1954年に日本初の本格的な公立音楽ホールとして開館し、2024年に11月4日に開館70周年を迎えます。モダニズム建築の巨匠、前川國男の傑作といわれる建物と、「木のホール」の美しい音響とともに愛されてきました。開館当初の「特別演奏会」から2000年代にスタートした「ヴィルトゥオーゾ・シリーズ」まで、さまざまなコンサートシリーズに世界的名手たちが名演奏を残し、2021年には神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定されました。時を追うごとに「リビング・ヘリテージ(生きた遺産)」として、その存在感はますます増しています。「音楽堂ヘリテージ・コンサート」はその脈々たる流れをくみ、名手たちによる音楽の真髄をお届けします。未来へ継承すべき人類の至宝(ヘリテージ)といえる名演奏の輝きをお楽しみください。