現代最高峰のテノールによる、
繊細にして
奥深い詩と歌の世界。
現代最高峰のリート歌手として知られ、世界中の音楽祭やコンサートホール、オペラ劇場で活躍するテノール、イアン・ボストリッジが音楽堂初登場。
シューベルト不朽の名曲「白鳥の歌」を中心とした、繊細にして奥深く、美しい詩と歌の世界。
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イアン・ボストリッジ[テノール]
Ian Bostridge,Tenor -
ジュリアス・ドレイク[ピアノ]
Julias Drake,Piano
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ベートーヴェン:
「遥かなる恋人に寄す」Ludwig van Beethoven :
An die ferne Geliebte op.98 -
シューベルト:
「白鳥の歌」Franz Schubert :
"Schwanengesang" D957/965a
イアン・ボストリッジ[テノール]Ian Bostridge, Tenor
世界各地で目覚ましい活躍を続け、ザルツブルク、エディンバラ、ミュンヘン、ウィーン、サンクトペテルブルク、オールドバラ等の音楽祭や、ウィーン・コンツェルトハウス、カーネギー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、バービカン・センター、ウィグモア・ホール等のコンサートホールに登場している。オペラでも、ベルリン・ドイツ・オペラで《ヴェニスに死す》のアッシェンバッハ、ミラノ・スカラ座で《ねじの回転》のクィント、パリ国立オペラでヘンデルの《イェフタ》、バイエルン国立歌劇場で《ポッペアの戴冠》のネローネと《放蕩児の遍歴》のトム・レイクウェル、ウィーン国立歌劇場で《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオ、イングリッシュ・ナショナル・オペラで《魔笛》のタミーノと《セメーレ》のジュピター、ロイヤル・オペラで《テンペスト》のキャリバン等、多くの役どころを演じる。
2022/23シーズンは、オペラ・コミック座で《アルミード》のルノーと、レ・タラン・リリクとのマタイ受難曲のツアーがある。コンサートでは、モネ劇場でアントニオ・パッパーノとのツェンダーの『冬の旅』、フィリップ・ジョルダン指揮サンフランシスコ交響楽団およびロバート・トレヴィーノ指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団との『戦争レクイエム』、MITO音楽祭での『イルミナシオン』、ミケーレ・マリオッティ指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団との『少年の魔法の角笛』、オリ・ムストネン指揮トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団とのムストネン『Taivaanvalot』、トーマス・ツェートマイアー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団との『夏の夜』、ヤン・トマシュ・アダムス指揮カペラ・クラコヴィエンシスとの『楽園とペリ』、ヴァディム・ホロデンコ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との『冬の旅』、ハレ管弦楽団およびバーミンガム市交響楽団とのブリテン『セレナード』、ウィーン・コンツェルトハウスおよびパレ・デ・ボザールでブラッド・メルドーとの『The Folly of Desire』のほか、ベルギー・ベイローク、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ウィグモア・ホール等に登場する。また、ジュリアス・ドレイクとの『冬の旅』韓国ツアーや、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とのヨーロッパ・ツアーがある。マグナス・スヴェンソンとはストックホルム・コンサートホールに登場するほか、サスキア・ジョルジーニとアムステルダム・コンセルトヘボウおよびスペイン・サラゴサで公演を行い、ジュリアス・ドレイクとはピエール・ブーレーズ・ザールおよびマドリード国立音楽堂で演奏する。
録音の分野でもグラモフォン賞をはじめ数多くの賞を獲得し、グラミー賞には計15回ノミネートされている。トーマス・アデスとの『シューベルト:冬の旅』はインターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワーズ2020の声楽部門を受賞。近年はペンタトーンからサスキア・ジョルジーニとの『レスピーギ:歌曲集』と『美しき水車小屋の娘』をリリース。アントニオ・パッパーノとの『シェイクスピア・ソングズ』は2017年グラミー賞を受賞し、『レクイエム~戦争の悲哀』も高評を得る。
オックスフォード大学で歴史学の博士課程を修了、名誉学士を授与され、セント・アンドリュース大学の名誉音楽博士、オックスフォード大学の名誉学士を授与されている。2004年には大英帝国勲章のひとつであるCBE勲章を受勲。Faber&Faber社より出版した『Schubert's Winter Journey: Anatomy of an Obsession』(邦訳『シューベルトの「冬の旅」』)は、2016年ダフ・クーパー賞を受賞した。
ジュリアス・ドレイク[ピアノ]Julius Drake, Piano
ロンドン生れ。室内楽のスペシャリストとして、世界の多くの一流声楽家、器楽奏者と、リサイタルとレコーディング両面にわたって共演している。
あらゆる著名な音楽ホールに登場しており、最近では、頻繁にオールドバラ、エディンバラ、ミュンヘン、ザルツブルク、シューベルティアーデ、タングルウッド音楽祭に登場し、ニューヨークではカーネギーホール、リンカーンセンター、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ケルンのフィルハーモニー、パリではシャトレー劇場、ルーブル美術館、ミラノ・スカラ座、バルセロナのリセウ大劇場、ウィーンのムジークフェライン、コンツェルトハウス、ロンドンのウィグモア・ホール、BBCプロムスなどで演奏している。
ドレイクの歌曲の演奏に対する情熱は高く評価されており、ロンドンのウィグモア・ホール、BBCプロムス、アムステルダムのコンセルトヘボウなど、様々なシリーズに招かれている。ロンドンの歴史的建築ミドル・テンプル・ホールで開かれる歌曲のリサイタル・シリーズ「ジュリアス・ドレイクと仲間たち」には、サー・トーマス・アレン、オラフ・ベーア、イアン・ボストリッジ、フィリップ・ラングリッジ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、セルゲイ・レイフエルクス、フェリシティ・ロット、カタリナ・カルネウス、サイモン・キーンリーサイド、クリストファー・マルトマン、マーク・パドモア、クリストフ・プレガルディエン、アマンダ・ルークロフト、サー・ウィラード・ホワイトなど、多くの優れた歌手が登場する。
彼は、フィンランドのクフモ、オランダのデルフト、英国のオックスフォード、アイルランドのウエスト・コークなど、国際室内楽フェスティバルにも頻繁に登場している。オーボエのニコラス・ダニエルとのリサイタルについて<インデペンデント>紙は、「わが国の室内楽のもっとも評価すべき演奏のひとつ。活力と思慮に富み、音楽的に最高の水準を満たしている」と評している。
録音の分野でも、絶賛されている多くのシリーズをはじめ膨大な作品をレコーディングしており、ジェラルド・フィンリーと共演したアイヴスと『バーバー作品集』、シューマン『詩人の恋』、ブリテン『ウィリアム・ブレイクの歌と格言』(ハイペリオン)はそれぞれ、2007、2009、2011年にグラモフォン賞を受賞した。その他にも、イアン・ボストリッジと共演した録音(EMI)や、ロレーヌ・ハントリーバー、マシュー・ポレンザニ、ジョイス・ディドナート、アリス・クートとともに録音した『ウィグモア・ライブ』レーベル、クリスティアンヌ・ストーティンとのチャイコフスキーとマーラーの録音(オニキス)やベジュン・メータとのイギリス歌曲集(ハルモニアムンディ)などは多数の賞を獲得した。
全席指定(税込)
単独券
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一般
6,500円
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シルバー
6,000円(65歳以上・枚数限定)
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U24
3,250円(24歳以下・枚数限定)
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高校生以下
0円(枚数限定・要事前予約)
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車椅子席 S席
6,500円(付添席1名無料・枚数限定、要事前予約)
音楽堂ヘリテージ・コンサート
セット券
(各公演のS席を同時購入するとお得なセット。公演ごとに座席指定)
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年間セット券(シリーズ全5公演)
30,000円(単独券合計34,000円) -
リサイタルセット券(1月19日一般と2月17日(第1部/第2部)一般の3公演同時購入)
16,000円(単独券合計17,500円)
*各セット券、シルバー、U24、高校生以下、車椅子席は枚数限定、要事前予約、チケットかながわのみで取り扱い。無料券も含め、引き取り方法により手数料がかかります。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*2023年5月現在の情報です。やむを得ぬ事情により変更になる場合があります
発売日
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年間セット券
一般発売5月27日
KAme(かながわメンバーズ)
会員WEB先行5月13日
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リサイタルセット券
一般発売10月14日
KAme(かながわメンバーズ)
会員WEB先行9月30日
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単独券
一般発売10月14日
KAme(かながわメンバーズ)
会員WEB先行9月30日
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チケットかながわ
https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
0570-015-415(10:00〜18:00) -
窓口
神奈川県立音楽堂窓口
(13:00〜17:00 月曜休)神奈川県民ホール窓口
(10:00〜18:00)KAAT神奈川芸術劇場窓口
(10:00〜18:00) -
神奈川芸術協会
045-453-5080
(平日10:00~18:00/土10:00~15:00/日・祝休業) -
チケットぴあ
https://t.pia.jp/[Pコード:243-003]
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イープラス
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ローソンチケット
https://l-tike.com[Lコード:32777]
Tickets (All Seats Reserved)
6,500yen / 65 over 6,000yen /
Under 24 3,250yen /
High school student and
under Admission free
(advance reservation and ticket issue fee required)
Ticket Kanagawa
Tel.0570-015-415
https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
関連動画をご覧いただけます。
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Schwanengesang, D 957: No. 4, Ständchen · Ian Bostridge · Lars Vogt
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Schwanengesang, D. 957: No. 4, Ständchen · Ian Bostridge · Antonio Pappano
主催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
Photo:イアン・ボストリッジ ©Sim Canetty-Clarke/
ジュリアス・ドレイク ©Marco Borggreve